宝剣洞から明山 一般向き 日帰り

宝剣洞展望台-宝剣洞往復(5分)-5分-大木平への分岐-30分-亀が淵-40分-三葉峠-20分-明山-

15分-三葉峠-25分-亀が淵-20分-階段-30分-龍神ふるさと村-17分-宝剣洞展望台

宝剣洞展望台からルートを俯瞰してから出発したい。

谷の向かいにある三角の山が明山である。その斜め右下方にある低いピラダルなピークがとげじま山である。亀が淵に向かって谷底まで下り、明山を往復し龍神峡の管理道を龍神ふるさと村へ上る階段まで下り周遊するコースである。バス利用は畑中(畑中時刻表)(常陸太田駅時刻表)から徒歩55分だが本数が少ないので綿密な計画が必要になるだろう。バイクか車なら下武生公民館駐車場が利用できる。

 

宝剣洞は修験の修行の場であった岩屋である、大木の洞にある山の神の奥にある。この大木は根に石碑を抱えている山の神様だろうか。この上に祭ってある社は向かって右が天神様、右が氏神様である。奥の宝剣洞にはかって木の社があり仏像がまつられていた。


奥の宝剣洞を見てもどると下に下る道がありまた上りになるまでは、道がななめになっているので気が抜けない。5分ほど行くと大木平からの道と合流する、大木平からのコースは悪いところはない。途中右方向に上山への分岐があるが標識はない歩かれている方の道をたどる。

谷を降りたところに右に入っている滝壺を持つ沢はオニジリといい深い滝壺が連続し上山のルートと合流しさらにを遡行すると深い滝壺がありそのうえの大きな滝壺まで続くが沢登りの熟達者向きであり、今は踏み跡もない。

オニジリと龍神川の間にある島状の高台が御経塚であり修行の場となっていた。写真が亀が淵であり、ダムの堆積が迫る前は約2m下に御台所淵があった。明山には、川を横切り、右上に上がっていく。ここからはしばらく登りとなる。

三葉峠までのぼると、よく歩かれているコースと合流する、ここから西の自動車道までは25分の距離だ。三葉峠から明山を往復する。明山頂上は武生山方向に展望が開けていて山上の集落が都会の喧騒を忘れてさせてくれるだろう。にわかには信じられないだろうが、下武生には50年前は250人も住んでいた。

三葉峠より往路を亀が淵にもどる。静かな管理道路を歩く、紅葉の時期は格別である。写真の階段まで下り、階段をのぼり、整備された、階段状の遊歩道を龍神ふるさと村まで上る。龍神ふるさと村から道路をのぼり切ったところを直進する狭い車道が近道である。谷を左にした道を行くと宝剣洞展望台に出る。